村上虹郎さんについての情報をまとめてみました。
虹郎さんといえば、父親が俳優の村上淳、母は歌手のUAの二世タレントです。
実は虹郎さん若いながらも、かなりの実力派俳優で数々の受賞歴があります。
そんな虹郎さんのすごい経歴と、出演ドラマや映画の一覧、おススメの出演作品をまとめました。
デビュー作で主演?!父親の村上淳さんとも共演していた!村上虹郎のすごい経歴
虹郎さんのデビュー作は「2つ目の窓」という映画です。
この時父親の村上淳さんとも共演されています。
初出演で主演をつとめ「第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞」を受賞しました。
この時わずか16歳です。
デビュー作は親子で出演だったのですね。
その後虹郎さんは数々の賞を受賞されています。
以下受賞歴一覧です。
- 第8回TAMA映画賞(2016年)最優秀新進男優賞『ディストラクション・ベイビーズ』『夏美のホタル』『さようなら』特別賞『ディストラクション・ベイビーズ』(キャスト一同のメンバーとして)
- 第38回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(2016年)『ディストラクション・ベイビーズ』
- 第90回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞(2016年)『ディストラクション・ベイビーズ』『夏美のホタル』
- 第41回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(2017年度)『武曲 MUKOKU』
- 第31回東京国際映画祭・ジェムストーン賞(2018年)『銃』
出演ドラマ・出演映画の一覧
出演ドラマや映画の一覧になります。
デビュー当時から主演や重要な役を務めているようですね。
映画
- 2つ目の窓:主演・界人 役
- 神さまの言うとおり:吉川晴彦 役
- 忘れないと誓ったぼくがいた:主演・葉山タカシ 役
- さようなら:山下 役
- ディストラクション・ベイビーズ:芦原将太 役
- 夏美のホタル:公英 役
- 黒い暴動
- 武曲 MUKOKU:羽田融 役
- 二度めの夏、二度と会えない君:主演・篠原智 役
- ナミヤ雑貨店の奇蹟:小林翔太 役
- AMY SAID エイミー・セッド:長谷部瞬也 役
- 犬ヶ島:ヒロシ編集員 役 ※声の出演
- ハナレイ・ベイ:高橋 役
- 銃:主演・西川トオル 役
- チワワちゃん:ナガイ 役
- ある船頭の話:源三 役
- "隠れビッチ"やってました。:小島晃 役
テレビドラマ
- 連続ドラマW 天使のナイフ:丸山純(少年C) 役
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。:主演・宿海仁太(じんたん) 役
- 女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘 第2話「炎」:立木尚吾 役
- SHIBUYA零丁目:オギト 役
- 植物男子ベランダー SEASON3 第4話「クレソンと弟子」:柊研一 役
- 仰げば尊し:青島裕人 役
- 連続ドラマW コールドケース~真実の扉~ 第5話「プール」:洞口亮 役
- デッドストック~未知への挑戦~:主演・常田大陸 役
- ザ・ブラックカンパニー:倉田隆一 役
- この世界の片隅に:水原哲 役
- レ・ミゼラブル 終わりなき旅路:渡辺拓海
個人的オススメ出演作品ランキングをTOP3で紹介
虹郎さんの出演作品の中でおすすめの3作品をご紹介します。
まず、第3位からです!
3位 武曲 MUKOKU
おすすめの3位は「武曲 MUKOKU」です。武曲と書いてムコクと読むんですね!
芥川賞序章作家である藤沢 周(ふじさわしゅう)さんの小説を映画化した作品です。
主人公は矢田部研吾という剣道部のコーチで綾野剛さんが演じます。
幼いころから警察官の父に日本刀を突き付けられ「殺す気で突いてみろ!」と剣道を教わってきた研吾。
剣道5段の腕前でしたが、ある事件をきっかけに剣の道も捨ててしまいます。
そんな時出会ったのが恐るべき剣の才能を持つ少年、羽田融(はだとおる)でした。
その羽田融役が村上虹郎さんになります。
融は高校生のラップ少年でした。
映画にはラップ場面もあり、盛り上がる場面では狂ったように歌ったり、虹郎さんの歌唱力と演技力に圧倒されました。
あることをきっかけに融は剣の道に入り剣道に魅了されていきます。
物語のクライマックスでは綾野剛さん演じる研吾と融の迫力のある決闘シーンがあります。
「武曲 MUKOKU」は綾野剛さんの演技もすごかったのですが、虹郎さんも引けを取りませんでした。
高校生らしい生意気な感じや、剣道に出会ってからの純粋に打ち込んでいく姿など表情の演技も素晴らしかったです。
2位 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
おすすめ作品2位は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。
深夜アニメとして放送され、劇場版が公開された際には総動員数77万人、興行収入が10憶円を突破した人気のアニメ作品ですね。
フジテレビでスペシャルドラマとして実写化され、主人公 宿海仁太(やどみじんた)通称:じんたん役に虹郎さんが抜擢されました。
じんたんには、めんま、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽという5人の幼馴染がいました。
幼馴染の一人が事故で亡くなったことにより疎遠になってしまった5人。
高校生になりじんたんは引きこもりになっていました。
ある日そんなじんたんの前に亡くなったはずの幼馴染の幽霊が現れます。
爽やかな青春ファンタジーで、引きこもりのじんたんをむさくるしい姿で演じています。
アニメと同じ「地底人」という赤いTシャツまで同じ!
幽霊になった幼馴染の願い事を叶えるため頑張るじんたん。
それをきっかけに高校生になった5人の幼馴染がまた集まり始めて物語は進んでいきます。
この作品では虹郎さんは引きこもりの普通の高校生を演じます。
髪型とかぼっさいけれどそれを含めてかわいい虹郎さんが見れますね。
クライマックスでは虹郎さんの号泣シーンに涙なしでは見れないと思います。
1位 銃
おすすめ作品1位は「銃」です。
映画「銃」の原作は芥川賞作家の中村文則(なかむらふみのり)さんのデビュー作ですね。
普通の大学生の西川トオル(村上虹郎)はある雨の日、河原で男の死体とともに放置されていた銃を持ち帰ります。
少しずつ、銃に魅了されて行くトオル。
やがて鞄に入れて持ち歩くようになり・・・。
普通の大学生が銃を拾うことによって、行動、性格が変わっていく話です。
映画のほとんどがモノクロームなのですが、逆に白黒の感じが銃を美しく重厚感あるように見せてくれます。
そしてモノクロなのに虹郎さんの妖艶できれいな姿に目が離せません。
虹郎さんの静かだけれど、内面に狂気を秘めた演技と、妖艶で美しい姿がとても魅力的でした。
「銃」ではその演技力が認められ、第31回東京国際映画祭ではジェムストーン賞を受賞されました。
さらに今年の第14回ロサンゼルス日本映画祭で最優秀監督賞を受賞しており、銃社会のアメリカでも高い評価を受けた話題作となりました!
今後の出演予定作品は3つ
ある船頭の話
「ある船頭の話」は脚本・監督ともにオダギリジョーさんです。
主なキャストは、
- 主演(トイチ役):柄本 明
- ヒロイン(少女役):川島 鈴遥
- 村人(源三 役):村上 虹郎
となっており虹郎さんは主人公の船頭のトイチを慕う村人を演じます。
他にも伊原剛志、村上淳、浅野忠信、蒼井優、笹野高史、草笛光子、細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功、とベテランな豪華なキャストがそろっていますね。
近代産業化とともに橋の建設が進む山あいの村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人たちが橋の完成を心待ちにする中、それでも黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんな折、トイチの前に現れた一人の少女。何も語らず身寄りもない少女と一緒に暮らし始めたことで、トイチの人生は大きく狂い始める―。
「ある船頭の話」は2019年9月13日に全国ロードショーとなっております。
楽園
「楽園」は吉田修一さんの原作の小説で、「犯罪小説集」の中の話です。
吉田修一と言えば「悪人」や「女たちは二度遊ぶ」「怒り」など多くのサスペンス作品が有名ですね。
監督は瀬々敬久(ぜぜ たかひさ)さんで、「64-ロクヨン-」などの監督を務めていました。
キャストは
- 主人公(中村豪):綾野 剛
- 幼女誘拐事件の被害少女の祖父・(藤木五郎):柄本 明
- 事件直前まで被害者と一緒にいた親友(湯川紡):杉咲 花
- 愛犬と暮らす養蜂家(田中善次郎):佐藤 浩一
- 紡に思いを寄せる幼馴染(野上広呂):村上 虹郎
他、片岡礼子、黒沢あすか、根岸季衣、石橋静河などベテラン俳優から若手実力派俳優がそろっています。
ある夏の日、青田に囲まれたY字路で幼女誘拐事件が起こった。事件は未解決となり、事件直前まで被害者と一緒にいた親友・湯川紡(杉咲)は心に深い傷を負ってしまう。それから12年後、同じ場所でふたつの悲劇が起こる。再び少女が行方不明となり、町営住宅で暮らす中村豪士(綾野)が容疑者として浮上。追い詰められ、街へと逃れた豪士は、そこで驚がくの行動に出る。
一方でY字路に続く集落では、愛犬と暮らす養蜂家・田中善次郎(佐藤)が村おこしの事業を進めていた。しかし些細なことから村中の非難を受け、村八分状態にされてしまったため狂気に陥り、恐るべき事件を引き起こす。人はなぜ罪を犯すのか、そしてなぜ自分だけが生き残ってしまったのか。それぞれの人生が交錯するとき、物語は衝撃のラストへと導かれる。
「楽園」は2019年10月18日全国ロードショーです。
原作を読みたい方はこちらからどうぞ!
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ソワレ
「ソワレ」は豊原功補と小泉今日子が立ち上げた制作会社 新世界合同会社の第1作品目の映画になります。
資金をクラウドファンディングで募集するなど話題となっていますね。
和歌山が舞台で若い二人の逃避行を追ったロードムービーです。
以下監督やキャストを紹介します。
- 監督:外山文治
- 主人公(岩松翔太):村上虹郎
- ヒロイン(山下タカラ):芋生悠
役者を目指し上京した翔太(村上虹郎)は、故郷の高齢者施設で働くタカラ(芋生悠)と出会い、ある事件をきっかけに先の見えない逃避行を始める、という内容です。
詳しい内容はまだ明らかになっていませんが、和歌山の豊かな自然や名所、道成寺に伝わる「安珍清姫伝説」の話を盛り込んだりした内容になるそう。
撮影は7月末にクランクアップ、秋の完成を目指すとのこと。
公開は2020年を目指しており、どんな映画になるか楽しみですね。
まとめ
以上が村上虹郎さんの経歴と出演ドラマや映画、そしておすすめ作品でした。
若いけれど演技力もあり、いろんな役柄をこなす虹郎さんですが今後の活躍も楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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