グリホサートが検出された小麦製品の一覧！商品名や種類ごとにまとめてみた！

除草剤の成分のグリホサート。

アメリカではグリホサートが原因で癌を発症した男性の訴えを裁判所が認め、約320億円の支払いを命じる判決がでました。

そんな発がん性物質であるグリホサートですが、本来ならば除草剤なので雑草を枯らすために使われるはず。

ところが日本で売られている小麦製品からグリホサートが検出されたのです。

今回検出された原因と日本で売られる小麦製品の検出結果を商品名や種類ごとに一覧でまとめました。

グリホサートが小麦から検出された原因は？

本来ならば雑草に用いるグリホサートが小麦に検出されるのはおかしい話です。

とうもろこし、大豆、なたね等は、遺伝子組み換えによってグリホサートで枯れないように改良されており、雑草を枯らすために除草剤が使われることがあります。

小麦は遺伝子組み換えが認められていないので、除草のためにグリホサートがまかれることはありません。

ところが、アメリカ、カナダ、オーストラリアでは収穫する際に枯らすことで乾燥させ、収穫の手間を省くために除草剤が使われていました。

日本では小麦の国内生産量が少なく、ほとんどを輸入に頼っているのが現状です。

今回日本国内の小麦製品から微量ながらグリホサートが検出されてしまったのは仕方ないことなのかもしれません。

ちなみに、日本の小麦は除草剤を使ってないので、グリホサートが検出されていません。

小麦製品のグリホサート検出結果の一覧

グリホサート検出結果の一覧になります。

• パン類
• パスタやマカロニなどの小麦製品
• ビール・発泡酒など小麦を使ったお酒
• 薄力粉・強力粉

以上4つの種類に分けてまとめました。

農民連食品分析センターの分析結果を引用しています。

食パン・菓子パン検出結果一覧

パンの分析結果は15種類中11種の食パン・菓子パンからグリホサートが検出されました。

国産の小麦を使っているパンからは検出されませんでしたね。

うちの子も小さいころ大好きだった、アンパンマンのミニスナックからも検出されたのはとてもショックでした。

上から4つの全粒粉を使用しているパンが数値が高いですね。

外皮側に残留農薬も多くなる分、全粒粉を使用すると数値も高くなるそうです。

ただし検出はされていますが、すべて基準値以下です。

パスタやマカロニなどの小麦製品の検出結果一覧

パスタ、マカロニなどの小麦製品の検出結果です。

5品目中3品目から検出されました。

検出はされていますが、すべて基準値以下です。

ビール・発泡酒など小麦を使ったお酒の検出結果一覧

ビール、発泡酒ではほとんどグリホサートが検出されませんでした。

2品目で「痕跡」がありますが、食品衛生法上は不検出と同等で安全に飲めるそうです。

薄力粉・強力粉・てんぷら粉の検出結果一覧

パンやお菓子作りなど様々な料理に使う小麦粉。

細かく分けると薄力粉、強力粉、てんぷら粉などがあります。

材料である小麦粉自体のグリホサートの検出結果になります。

検出はされていますが、すべて基準値以下です。

まとめ

以上がグリホサートが検出された小麦製品の商品名と種類ごとの一覧のまとめでした。

私も子育て中なので残留農薬など口に入るものは気になります。

でも気にしすぎると何も食べれなくなってしまうので、そこそこ気にしながら日々過ごしていけたらと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。